EV車は普及するのだろうか?

EV車は普及するのだろうか?

落ち着きを見せたかと思いきやコロナウィルス感染者の割合が依然として高いままだ。一方で株式市場においても景気後退局面における株安が心配されているなか、日経平均は持ち直しを見せている。(一時的なものなのかもしれないが)このように専門家の意見をベースとしたとしても予測はいとも簡単に外れるし、あくまで参考にしかならない。

ニュースを見ていると中国の電気自動車メーカー(EV)のBYDが日本の乗用車市場に参入することを発表した。日本国内ではトヨタを初めとしたメーカーが多数ひしめいているが、EV市場ではまだ出遅れが目立ち市場チャンスがあると言うことなのだろう。SUVタイプを中心に商品を発売し、セダンやコンパクトタイプも投入する予定だそうだ。テスラの販売方式で話題になった非対面の販売では無く、25年末までに100ほどの拠点を構えアフターサービスやサービス体制を整える模様だ。実は日本のEVバスのシェア7割ほどを占めている。経営面での強みとしては部品の半分以上を自社生産しており、低コストでの車両開発、低価格での販売が売りのようだ。

現実的なことを考えると、日本国内を考えると華僑の人、もしくは新しい物好きな人を中心に広まりそう。

市場面を見てみると日産の「サクラ」、トヨタとスバルの共同開発「bZ4X」などが現時点でのライバルと言えるそうだ。しかしながら乗用車販売全体に占めるEVの割合は2%前後と依然として低い。EVの問題点として排出するCO2の量は少ないもののそもそもの電気を発電しようとする際に生じるCO2は無くならないこと、今回のウクライナにおける紛争によるエネルギー問題が露呈したことなど数多くの懸念点が残っている。その一方で石炭発電が多い中国やインドでは深刻な大気汚染対策のため国策として進めていること、設計製造が難しいハイブリットや最新エンジンの技術を持たない国にとって自国の自動車産業養成につながることなどマクロ的な視点で見るとメリットも多い。日本の場合エネルギー的観点、寒冷地における運用などを考えると少しシェアは増えるとは思うが、大きなゲームチェンジにはなりにくいのでは無いか、と思っている。今後のステーションの配備状況によっても変わってくると思うがトヨタが打ち出している水素自動車がやはりいちばんクリーンな気もする。総合的に見て従来通りの燃料自動車、ハイブリット、EV、水素自動車がシェアを綺麗に棲み分けするようになるのでは無いか、と思っている。EVと水素自動車の戦いを見ていると昔のビデオ戦争におけるVHSとベータを彷彿させる気もしなくも無い。一ユーザーとしてこの流れがどこに着地するのか楽しみなところである。

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