ETF界の覇権をめぐる戦い

ETF界の覇権をめぐる戦い

ブルームバーグの記事に、”ゾンビETFの清算が急増、供給過剰と競争激化で生き残れず”という何ともセンセーショナルな記事が載った。読んでみたところ、

6月には過去最高となる58本のETFが清算され、
清算に追い込まれたファンドには高い管理手数料という共通項があるとのことだった。

”取引や新規投資がほとんどないいわゆるゾンビETFが、競争激化の中で打撃を受けている。2000本を超えるファンドから選択できるETF市場で、投資家を引き付けるための手数料競争は激しさを増すばかりだ。これにより利益率が下がり、成長の遅い商品の生き残りが難しくなり清算に歯止めがかからない。

  ウォーラックベス・キャピタルのETFディレクター、モヒット・バジャジ氏は、「手数料引き下げが当たり前のことになるにつれて、自然減が進むだろう」と述べた。

  ブルームバーグ・インテリジェンスによると、 ブラックロックの6本を含む12本のETFが既に、年内に清算されることになっている。”

今や敗者のゲームに代表されるように、インデックスファンドにアクティブファンドが勝つ確率は低いことが示されてしまい、一部のアルファ(市場優位性)をもつ投資家以外は、インデックスファンドを保有して運用することが投資の流行となっている。スマートベータなどいろいろな角度からファンドを作っているようだが、管理手数料のわりにトータルリターンが思わしくないのも影響しているのかもしれない。今後自分も含めてETFを購入しようとする人はこうしたゾンビETFの存在も念頭に置きながらETFの購入を進めていかなければいけないのかもしれない。米国株ETFに限るならS&P,もしくは米国株全体を網羅するVTIの優位性は今後も崩れないと見える。

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