経済面から読み解くサンダース氏

経済面から読み解くサンダース氏

日本ではあまりなじみがないが、執筆している今日3/3は米国政党内の代表者がほぼ決まるといわれているスーパーチューズデーである。中でも民主党代表の第一候補といわれているサンダース氏について自らの勉強もかねて簡潔にまとめてみた。

年齢は78歳。かなりの高齢で驚く。

民主社会主義者を標榜しており、かなりの極左と言われている。

界隈では、中道主義が揺らいだことにより生まれた存在。理想は素晴らしいが誰がコストを支払うのか、などと批判されている。またエリート階層への不満が生み出した存在とも。

ニューズウィークからの引用によると、

なにしろサンダースが唱える政策の多くは、金融業界にとって恐怖そのものだ。

歳出拡大、法人税率引き上げ、国民皆保険(メディケア・フォー・オール)、民間医療保険の廃止、数兆ドル規模の気候変動対策、学生ローンの債務帳消し、公立大学の無償化、社会保障の拡充、発電事業の国有化、富裕税、銀行業と証券業の分業を定めたグラス・スティーガル法の復活……。

投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラックCEOは、「投資家がサンダースの唱える財政政策を考慮するようになれば、長期債相場と株価の両方が動揺するだろう」と警告する。

ヘッジファンドのスタンレー・ドラッケンミラーは昨年6月、サンダースが大統領になれば、株価は30〜40%下がる恐れがあると警告した。

「誰もが今より貧しくなるという意味では平等だ」”

歴史を見ても民主主義をベースとした社会主義政策がバランスが取れていることが今のところ証明されている。(ベストではなくベターだが)トランプ大統領が出てきたときも驚きをもって迎えられ、いまだに批判は多い。しかし経済面によるリーマンショックで打撃を受けた米国経済を持ち直した力量は荒業ながら評価されるべきところであると思う。

株主に優しい経済を守るトランプ大統領が勝つか、社会主義を訴えたサンダース氏が勝つか。市場はかたずをのんで見守っている。

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