お金持ちに再現性はあるのか?

お金持ちに再現性はあるのか?

二度大金持ちになる者は愚か者である。」と語ったのは世界三大投資家バフェット翁の言葉だったか。資本主義における資産形成の中でキャッシュフロークワドラントという概念を提唱したのはロバート・キヨサキ氏であった。彼は著書の中で世の中に存在する職業を四つに分類した。E(Employee、従業員)、B(Business owner、ビジネスオーナー)、I(Investor、投資家)、S(Self-employed、自営業)である。このうち資産を築く可能性が高いのがIとBではないかと結論づけた。ここにリスクに対する考え方やナシーム・タレブ氏が提唱する反脆弱性という概念を付け加えるとそう簡単にどちらが良いという話ではないのだが、リスクテイカーにとってビジネスで成功するか投資やトレードによって資産を膨らませていくのが今のところ資産形成に関する優位性は高いと言える。

ここで疑問が残る。特にビジネスに成功した者は時代背景や運的要素が絡みやすいのだからあまり再現性はないのではないか。要はまぐれで成功しただけでありもう一度成功するのは難しいのではないか、という疑問だ。日本でもシリアルアントプレナーなんて言葉も出始めたがまだまだ一般的な存在ではない。そんな問いに対して挑戦してみようとする番組があった。それが『Undercover Billionaire-覆面ビリオネア-』である。

この番組はアメリカンドリームは死語になってしまったのか、若者は希望を抱くことができなくなってしまったのか、という世間的な風潮に異を唱えたい、というところから始まったそうだ。グレンスターンズという男性が今作品の主人公となる。30年前、25歳の時ゼロからビジネスをスタートさせ、貸付業で国内有数の企業を育て上げたそうだ。プライベートジェットも自分の船も素敵な家族もいる。与えられるゲームのルールは至ってシンプル。連絡先が登録されていないスマホと100ドルの元手、そして古いトラックからわずか90日程度で100万ドルに増やす、といった内容だ。なじみのない場所からはじめるためにプライベートジェットで縁もゆかりもない土地からスタートする。もう設定だけでわくわくモノである。お友達にビジネス界の大物リチャード・ブランソンさんが登場するのも凄い。

現在記事を書いている時点で日本語吹き替え版が二話分しか公開されていないのが残念だが、動画をよく見ていると日本でビジネスを起こす際にも役に立つであろうTipsが散りばめられているのが最大の魅力だと思う。もう一つ見ていて感じたのは自分の能力を知り適切に他人に頼れる点とガッツが凄いと思う。もちろんテレビ番組の一環なので全てが全て用意されていないとは思っていないが、こういう方がビジネスに成功するんだなぁと妙に納得させられた気分だ。自分自身ビジネス関連の本もよく読んできたが、このシリーズの動画を見るとより実践的でどうビジネスを組み立てていけば良いのか、ということがイメージしやすい。日本でもAbemaの番組とかで藤田社長がやったらヒットしそうだなぁと思う。(もし実現したら本記事からインスピレーションを得たと言っていただけると嬉しいです笑)今後も楽しんでシリーズを追っていきたい。

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