【DBD】エンティティ様のキラースカウトに対する考察

【DBD】エンティティ様のキラースカウトに対する考察

DBDにおける神様的存在はエンティティであり、サバイバー及びキラーはエンティティの選別によって世界に舞い降りる。未だ作中にエンティティの存在に対して言及されたことはないが、絶対的な存在とされている。

wikiの言葉を借りると、キラーはサバイバーと同様に『エンティティ』なる邪悪な存在によって霧世界に招かれ、とらわれた存在、中には反抗的なモノもいたがエンティティに拷問されて人間性を失い、屈服して服従したモノもいるというとされている。すなわち本人が好む好まないに関わらず、何らかのエンティティに選択される素質があることが透けてくる。

この問いに対して解となり得るキーワードが『執着』だと自分は考えた。ゲーム中にもオブセッション(執着者)という単語が登場するようにこのゲームのテーマは悲しみや苦しみ、痛みの感情をエンティティが要求すると共に、その感情を生み出す装置としてキラーが存在している。特に何かに執着しているモノをキラーとして選別することでよりサバイバーの感情が増幅するとエンティティが考えているのだろう。

具体例を出して考えてみよう。(2022/8/19 加筆)

トラッパー(エヴァン・マクミラン)→父親への執着(余談だが某公式恋愛ゲーム内で父親の生存が確認された模様。パラレルワールドとは言えこんな感じなんだと結構面白かった。)(トラッパーを主人公とした二次創作小説はこちら
レイス(フィリップ・オジョモ)→誠実さ
への執着
ヒルビリー→両親への復讐
への執着
ナース(サリー・スミッソン)→心の浄化
への執着
ハグ(リサ・シャーウッド)→飢餓
への執着
ドクター(ハーマン・カーター)→知識
への執着
シェィプ(マイケル・マイヤーズ)→殺人
への執着
ハントレス(アナ)→少女
への執着
カニバル(ババ・ソーヤー)→家族を失望させてしまう恐怖
への執着
ナイトメア(フレディ・クルーガー)→少年・少女
への執着
ピッグ(アマンダ・ヤング)→ジョン(ジグソウ)
への執着
クラウン(ケネス・チェイス(ジェフリー・ホーク))→おいしい指
への執着
スピリット(山岡凜)→復讐・生存
への執着
リージョン(フランク・モリソン)→仲間
への執着
プレイグ(アディリス)→信仰
への執着
ゴーストフェイス(ダニー・ジョンソン(ジェド・オルセン))→名声
への執着
デモゴルゴン→原始への怒り
への執着
鬼(山岡崋山)→流血と名誉
への執着
デススリンガー(カレブ・クイン)→平等に扱われること
への執着
エクセキューショナー(ピラミッドヘッド)→使命とサディズム
への執着
ブライト(タルボット・グライムズ)→知識(特に魂の化合物)
に対する執着
ツインズ(シャルロット・デエ(姉)、ヴィクトル・デエ(弟))→特別な心の絆(特に弟に対する情愛)
に対する執着
トリックスター(ハク・ジウン)→名声
への執着
ネメシス(マット・アディソン)→S.T.A.R.S.メンバー殺害
への執着
セノバイト(ピンヘッド)→究極の快楽(苦痛)
への執着。(苦痛を和らげるため、ヒトは脳内麻薬(エンドルフィン)を分泌する。その脳内麻薬を自在に放出することが究極の快楽へとつながるのではないか、という考察も。)
アーティスト(カルミナ・モーラ)→幼くして死んだ弟(マティアス)から生じた死の恐怖
に対する執着。及びそのストレスを昇華するためのシュルレアリスム作品に対する執着。
貞子(山村貞子)→自己の遺伝子情報増殖
への執着
ドレッジ→コミュニティ「フォールド」内のメンバーが生み出した恐怖
への執着(元ネタは無いそうだが、ゾロアスター教のアンリマユのように恐怖そのものを実体化させたキラーであると考えると面白いかもしれない。文脈に合わせて執着という言葉を使用しているが、ドレッジは人々の恐怖を具現化して誕生したものであり、ドレッジそのものには執着及び感情といったものが存在していない可能性がある。)

アルバート・ウェスカー新人類の創造主となる野望への執着厳密に言えばオズウェル・E・スペンサーの野望であるが、本人がそれを引き継ぐことを決めたため本人の執着とも言える。

となっている。この中でブライトは探求の末、自然とパチェラの花畑に行き着いた様だ。パチェラの花畑が現実世界なのか、エンティティの世界のモノなのかは言及されていなかったが、執着の果てにエンティティ世界に近づいたとするとやや他のキラーとは様相が違うのかもしれない。デモゴルゴン君は裏側の世界の恐怖の対象と言うことでエンティティが直にスカウトしてきたらしい。自分の好きなキャラであるピッグ姐さんはジグソウがエンティティにコイツ頼むよ、と言って連れられてきたバックストーリーらしい。

公式座談会で傷ついた様子のキラーは反抗的だ、キラー自身は影のような存在であり、『Fate』シリーズのサーバントシステムのように本人ではないという話も耳にした記憶があるが、バックストーリーの異なるキラーを結ぶのはやはり『執着』という視点と考えた。いずれサバイバー側も機会があれば考察してみたいと思う。こういったバックストーリーに思いをはせつつプレイできるのがDBDというゲーム世界を厚くしている要素なのかもしれない。

Share