【CNN EE】2022 2月号

【CNN EE】2022 2月号

年明けふらっと本屋に寄ったらCNN EEの2月号が刊行されていた。普段電子書籍で読むことが多いが、CNN EEだけはリアル書籍で読むことが多い。普段単行本を読むときにiPad miniがサイズ的に読みやすいのだが、雑誌形式だとiPad Airなどの少し大きめのタブレットの方が読みやすい、というのもあるのかもしれない。

今月号の気になったトピックスとしては、移植手術ワンちゃんのギネス記録パンドラ文書台湾情勢ワクチンの交差接種についてだった。一つずつ見ていこう。

移植手術

脳死状態となった患者に対して豚の腎臓を移植することに成功したニュースだった。家族からの同意を得て行われた移植手術だったが、現在ドナー(臓器提供者)の不足によりなかなか移植手術が進まない、という課題があるそうだ。脳死患者に対して生命維持装置を外し、観察したところ、豚から摘出された腎臓は患者の血管に接続され、患者の体外で54時間正常に維持されたそうだ。この豚は移植に伴う拒絶反応を引き起こさないように遺伝子操作されたモノだったそうだ。腎臓は提供待ちの人が多く、日本では移植までに約15年を要するそうだ。今回の腎臓移植のニュースはこうした背景もありかなり画期的な出来事だったようだ。こうした豚とヒトの間で行われる異種間移植に伴い、ウィルス感染や倫理的な問題はあるモノの明るいニュースとなりそうだ。個人的にはiPS細胞もいけるのではないかと考えているが、代替手段として多い方が良いと思われる。

ロイターでも取り上げられていました。

ワンちゃんのギネス記録

記事で取り上げられたワンちゃんはニューヨーク在住らしい。ものを取ってくる遊びが大好きだったらしく、飼い主がこれギネスいけるんじゃね、と思ったらしく挑戦させてみたところ一度に6個ボールをくわえることができたそうだ。なんだか間抜けで愛らしい顔がなんともグッとくる。

イッヌ、かわいいよね。(本文中とは関係のない画像です。)

パンドラ文書

パンドラの箱、をもじったニュースだったが、以前から話題となっているタックスヘイブンの問題はまだ続いているらしい。税と国民の戦いはマグナカルタから始まったように記憶しているが、高額納税者と政府の戦いは今も水面下で進んでいる。ホリエモンが昔税の不平等さを訴え、ツイッターで一時期議論が行われていた気がするが、富の還元という視点に立つと高額納税者ほど不満を抱きやすいスキームになっている気がする。皆論理的には税の大事さを理解しつつも、自分たちが築き上げた財を取られる、というのはあまり嬉しいモノではないのは容易に理解できる。多く納税したからと言って待ち受けるは批判とやっかみに尽きる。今回取り上げられたのは主にタックスヘイブンを利用したグレーな節税方法だが、人間の英知を悪い方に使うことで今後も様々なスキームを生み出していくだろう、と思った。

特に自国経済が怪しいと他に移したくなる気持ちは分からなくもない。

台湾情勢

蔡英文総統とCNNのインタビューもなかなか興味深い。オードリー・タン氏を筆頭に傍目から見ていて台湾の上層部は本当に有能だなぁと思っている。しかしながらインタビュー内容を見ていて、アメリカの内政干渉に対する曖昧さと、国力という視点で見るとやや不安を隠し切れていないところも感じる。正しさなどないという曖昧さで事態がどう転んでいくかは注視するしかないが、大きな争いが起きないことを願うばかりである。

分かりやすく面白い解説。

ワクチンの交差接

ワクチンの交差接種に関しては自分も耳にはしていたが、まだ結論は出ていないそうだ。複数の会社のワクチンを接種することで抗体反応が高まる、という相関関係は出ているそうなのだが、その抗体増加がワクチンとしての予防効果を高める、ということの因果関係は証明できていないそうだ。(相関関係とは関係があること、因果関係はそれが物事を引き起こす原因となることを指している。)アメリカのワクチン接種の旗振り役であるファウチさんの見解は1,2回目のワクチンと同じブランドのモノを接種することを推奨しているようだ。おそらく抗体反応として予防効果は高まる推測でも、思わぬ副作用を引き起こす可能性があるためではないか、と自分は考えている。これらの見解は統一的ではないものの、自分はファウチさんの意見に従って同一ブランドを接種しようと考えている。

日本でもまだ議論中の様だ。

いかがだっただろうか?今回は政治、経済、その他とバランスが良いニュース編成だった気がする。気になる方は是非お読みください。

Share