【CNN EE】2022 3月号

【CNN EE】2022 3月号

投資クラスタの意見が少しずつ一般層に広まってきたのか、岸田政権の支持率が緩やかに下がり、札幌で観測史上最高の積雪を観測したり、色々と波乱続きの北京冬季オリンピックと引き続きのまん防による人流抑制と揺れ動く世界。自分もかなりの労力を投下した小説が完成したところで一息ついているところである。小説を書いていて思うことだが、小説の原本を作ることも大変だが、推敲作業がその倍大変だったりする。誤字脱字のチェック、表現の書き換えなどなど。目に見えない仕込みが料理と同じく重要だったりする。

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さて今月号を読んで気になったトピックスは、ポルトガルの在宅ワークの新法成立ハリポタ同窓会商用宇宙ステーションNYアートボンドガールドイツの話題だろうか?一つずつ見ていこう。

ポルトガルの在宅ワークに関する新法の話題だが、同国では勤務時間外に雇用主が従業員に連絡することを禁止し、さらに在宅ワークによって増加した光熱費を中心に追加費用を会社が負担することを定めた法律だそうだ。この法律にはインターネットを駆使して仕事をしつつ各地を転々とするデジタルノマドを誘致したいという政府の狙いが隠されているとされている。確かにノマド民に対して非常に友好的な法律である一方運用面で有効に機能するのか懸念する声も上がっているそうだ。米国ではAmazonがエンジニアの給料を倍以上にするなどを発表するなど、身も蓋もないことを言ってしまえば働く環境よりも働く側としては給料の高いところに流れるのが世の常だろう。政府として補助を出すのか分からないが、企業側もコストアップにつながるため果たして法律で定めたところで効果が出るのか不明だが、面白い取り組みだとは思う。

ハリポタ同窓会については実は記事を読む前から知っており、ちょっと興味が湧いている。日本での配信だとU-Next独占であり、HuluとAmazon Primeしか契約していない自分としてはちょっと悲しい話である。ハリポタとの出会いは自分が高校生の時、読書好きな友達が広辞苑のような本を読んでいて「それ、なんて本?」って聞いて存在を知ったのが初めての出会いであった。原作、映画共にメガヒットを飛ばし今でも関連商品が売れ続けている作品は自分は他に知らない。原作者のJ・K・ローリングさんは離婚や経済的苦境の中、喫茶店でコーヒー一杯分で粘り本書を書き上げたのは有名な話である。出版もなかなか通らず出版社に通い詰めたことや、日本での出版を巡って翻訳権を巡ってのドラマなども報じられたなぁと今回の記事を読んで色々思い出す。

商用宇宙ステーションについてはジェフ・ベゾスさんが率いるブルーオリジン社が国際宇宙ステーションにほぼ匹敵する大規模な商業宇宙ステーション開発の計画を発表したそうだ。それらはオービタルリーフと呼ばれ、最大10人ほどが収容できるそうだ。研究プロジェクトや休暇旅行に使うものを目指しているそう。近い将来「俺最近宇宙行ってきたんだよね。」なんて会話が普通になっていくのかもしれない。

NYアートについては、アンディ・ウォールという画家の絵画作品を贋作に混ぜて売り出しているアート集団が話題になっているそうだ。彼らの意図としては作品そのものより作品の真贋や作者が誰かということばかり脚光が浴びている現状に一石を投じたいという目的らしい。これは小説を書いている身として言いたいことは分かるが、一方でアートという存在は客観的な評価をすることが難しく、どうしてもネームバリューに寄りたくなる気持ちもよく分かる。金余りという環境も相まって富裕層を中心に絵画への投機面も強まっているため真贋の追求というのも否定できないだろう。芸術は元来富裕層のパトロンが育ててきたという側面もあるので意外と顕在化している難しい問題かもしれない。

ボンドガールについては、「007/死ぬのは奴らだ」でボンドガールを演じたジェーン・シーモアさんが中心となったインタビューとなっている。読んでみると大衆的なセックスシンボルとなるためコンタクトレンズで瞳の色を変え、髪の毛をカットし、扇情的な演技を求められたそうだ。時代的にはそぐわないとしながらも、プロデューサーが時代に即した形でシリーズを適合させていっているのに感服する、と述べていた。ポリコレ関連で一つ内包している問題としてマイノリティーへの配慮が強すぎると作品自体がどこを向いているのかよく分からなくなってしまう点が挙げられると思う。加えて美しいものに惹かれる本能的なものをどこに向けていくのかという問いと、旧来的な男らしさを否定せずに新しい価値観を両立するのは難しいということである。要はあちらを立てればこちらが立たず、という状態になる。007シリーズも原作が男性的な作品という本来的な立ち位置からずれ、多様な価値観を反映した作品をこれからも作り続けたところで果たして市場に受け入れられていくのか。旧来的原作的な展開を望むファンが許容できるのか。ダニエル・クレイグさんの引退がちょうど分岐点になっているようにも感じる。今後のシリーズの展開に対しては一ファンとして目が離せない。

ドイツについてはウクライナ情勢でも少し触れたが、メルケルさんが引退した後これからドイツがどう振る舞っていくのか、というのが記事として書かれていた。個人的にドイツ関連のニュースが追えていなかったのでためになった。記事文中に書かれていたが、メルケルさんが初めて首相になったのが小泉首相の頃というのが驚く。日本だと何人くらい首相変わっただろうか?EUのリーダーとしてよりドイツは発信力や決断力を強めていく、と見られているが、肝心なのはエネルギー問題のようだ。脱原発・脱石炭を段階的に進めていっているようだが、結局国内のエネルギー事情的には足りずロシアやフランスから輸入しているのが現状のようだ。ドイツは実利的な側面が強いようで、中国に対する制裁に対しても中国市場という大きな市場のチャンスを捨てきれずお茶を濁したり、ウクライナ侵攻に対してもパイプラインの関係から強く非難できないでいる。今後はそうした国々に対しても発言を強めていくのではないかともみられているのが、やはりネックは市場とエネルギー資源になるだろう。COP26会議(国際気候変動枠組み条約第26回締約国会議)でも石炭を巡る議論でかなりの妥協があったと触れられていたが、防衛や経済、外交においても資源問題は切っても切れない問題でもある。マットデイモンさんの水資源に対する言及にあったとおり資源確保は今後より各国の重要課題と残っていくだろう。

ウクライナ情勢の今をまとめてみました。

いかがだっただろうか?紹介しきれなかった部分も含めて今月号は面白いトピックスが多かったように感じた。興味のある方はぜひ本書を手に取ってみてください。

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