【CNN EE】2021 5月号

【CNN EE】2021 5月号

今月号は英会話学習法を中心にしつつ、政治色は抑えて雑多なトピックスで読みやすかった。

混迷するミャンマー情勢、マスクのポイ捨てによる生態系の悪影響、中国のワクチン外交の現状、GAFAと現地メディアを巡る問題、AmazonによるAWS活用の実態、ビルゲイツさんによるワクチンの現状と未来予測などの記事が面白かった。

ミャンマー情勢には民主主義とはなんなのかという問いを改めて考えさせられる。自分が記憶している限りだと、アウンサンスーチーさんが代表を務める国民民主連盟(NDL)が軍部の議席数を制限する法律を定めたことにより、軍部の発言権や立場が弱くなることを危惧した国軍側がクーデターを起こして今回の動乱につながったと思ったが、ミャンマーの方々の無事を祈るばかりである。最近邦人記者も捕まったりしたり日本にとっても全くの無関係ではない情勢だが、民主主義にせよ社会主義にせよ支配には正当化されうる理由が必要である。現状を見ていると軍部のコントロールが効かず、国際社会的に同意を得られるのかというと疑問が残る。国の舵取りも大事だが、国民生活が円滑に進むことが大前提でもある。あちらを立てればこちらをたたぬという微妙な局面なのかもしれないが、一刻も早い解決を望みたいものだ。

変わり種のニュースとすれば英国宇宙局とロールス・ロイス社が超高速の原子力宇宙船を開発したというニュースだろう。これにより3ヶ月ほどで火星に到達することができるらしく画期的な技術らしい。車のロールス・ロイスの方が印象深い気もするが、車のロールス・ロイスはBMWに売却されており(実態はポルシェ社と技術共有の部分もあるそうだ)関係がない模様。

使い捨てマスクの海洋汚染の状況も深刻な模様だ。使い捨てのサージカルマスクが海洋生物たちに絡まってしまい動けなくなってしまったり景観及び公衆衛生的な問題点も出てきているそうだ。

GAFAや中国のワクチン外交にせよ持てるものと持たざるものの戦いなのだろう。意外にGoogleが柔軟な対応をしているのが驚いたが、Face bookが頑固なのはイメージ通りかなという感想だった。中国としては国際的なイメージを高めたいことと、社会的立場を高めたいことが非常に強い模様。アジア人ヘイトが潜在的なものから顕在的なものに変質しつつある今、中国に向ける感情とは別に世界における日本人として、そしてアジア人としてどう振る舞えばいいのか。改めて問われている気がした。

今月号はクセが少なく読みやすいので、是非興味を持った方はご覧ください。

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