【雑記】2020 東京オリンピック 卓球競技 シングルス 前半戦総括

【雑記】2020 東京オリンピック 卓球競技 シングルス 前半戦総括

題字の通りの内容だが、歴史的快挙を今のところ2つ達成した。一つは、混合ダブルスにおける日本人ペアの金メダル、そして女子シングルスにおける銅メダルだ。

混合ダブルス決勝戦(リンク)

女子シングルス3位決定戦(リンク)

オリンピック公式の説明文によると、1988年ソウル大会から正式競技となり、オリンピックにおける卓球競技は始まった。元々卓球の起源は19世紀終わりの英国と言われている。当時上流階級の間でテニスが流行していたそうだが、雨天時に食堂のテーブルをコートに見立ててテニスの真似事をしたのがはじまりとされ、そのまま「テーブルテニス」と呼ばれるようになった。当時の用具はラケットに葉巻入れのふた、ボールにはシャンパンのコルクを丸めたものというものだったそう。(IOCの概要より引用)

日本でも古くから楽しまれてきたスポーツであったが、某タ○リさんが「笑っていいとも」内で「あれって根暗だよねー!」という発言により卓球のボリューム層である中学生の部活入部者が激減し、特に女子の卓球人口は一気に数万人ほど減ったそうだ。この事態を重く見た卓球協会は台の色を緑色から清涼感のある青色に変更し、1992年に開催されたバルセロナオリンピックより青色の卓球台が採用されることになったそうだ。加えてボールの色やユニフォームも洗練されることとなった。ちなみにタ○リさんは後ほど謝罪され、卓球協会に1000万ほど寄付をされたそう。

そんな先人達の努力と絶対的な王者、中国という壁に日本選手は戦ってきた。中国における卓球は日本における柔道と同じ位置づけにおかれている。1958年の世界卓球選手権で初めて中国選手が優勝したことをきっかけに、中国全土でさかんに卓球が行われるようになり政府がこれを推奨し始めたそうだ。自分が聞いた話だと幼稚園などにスカウトに行き、反射神経、判断能力の高い子供をスカウトさせ英才教育を施すといった話もあるそうだ。卓球の世界的なリーグだと、ドイツを中心に行うブンデスリーグ、中国の超級リーグ、最近できた日本のTリーグなどが有名だが、超級リーグの凄さは頭一つ飛び抜けている。一説では選手層が厚すぎてオリンピックで金メダルを取るよりも大変という話もあるそうだ。これにより中国人選手が自国での選抜を諦め、選手層が薄い国に帰化し、代表選手として出場している。中国で一度成績や知名度を得ると、企業のスポンサーだったりCMに出演することもでき大金を得ることも夢ではないそうだ。

しかしこの強すぎる、というものがまたくせ者で中国国内の卓球人気も少し陰りが見られるそうだ。今回の女子シングルスの伊藤選手との戦いのようにハラハラする局面はやはり関心を持って見られるようなのだが、中国選手同士との戦いによる飽き、娯楽の多様化、文化の多様化により関心は薄まりつつある。

今回の金メダルに対して某国より誹謗中傷を受けている、と水谷選手は言っていたが、まずアスリートを誹謗中傷することはあってはならない。別競技ではあるが、中国選手の中でも声を上げる方も出てきているそうだ。

東京五輪・体操男子の個人総合で銀メダルを獲得した中国の肖若騰(しょう・じゃくとう)選手はこうした事態に声をあげた。素晴らしいスポーツマンシップだ。(リンク)

一方でこうしたライバルが出現し、手に汗握る展開になった方がかえって中国国内の人気も上がるのではないだろうか?日本としても今回の大金星のようなものを見てみたいし、日本における卓球の人気も上がる。そして負けじと中国のレベルも上がる。こうした綱引きのような勝負の積み重ねが競技全体としての熱を帯びてくると思う。

シングルス、混合ダブルスでの健闘、大金星、悔しさ。全てを後半の団体戦にぶつけて欲しい。イチ卓球ファンとして代表選手、そしてそのサポートをされている選手団の方々を応援しています。勝負は時の運、という言葉もあると思いますが、悔いの無いように全力でぶつかってきて欲しいと静かに応援しております。

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