【雑記】君はコウキニワを知っているか?

【雑記】君はコウキニワを知っているか?

なんやねん、コウキニワって?と思った方は卓球をよく知らない方だろう。

コウキニワ、丹波孝希選手は現在25歳の北海道出身の卓球選手である。現在25歳のプロ卓球選手であり、日本代表の一人でもある。最近一般の方との結婚が発表され、多くの女性ファンはがっくりしたのではないだろうか?ちなみにコウキニワとは卓球の名物解説者アダムさんが丹波孝希選手を呼ぶときの愛称である。

卓球界で比較的有名な選手で言うと、石川佳純選手、チョレィという独特のかけ声で有名な張本智和選手、メダリストの水谷隼選手あたりだろうか?

卓球はスポンサーや一般認知の関係から最近まで実は結構ルールが変わってきた競技でもある。ボールの大きさが38mmから40mm、材質がセルロイドからプラスチックに変わった。これが何を意味しているのかというと、まずボールの大きさが大きくなったことで空気抵抗が大きくなり、38mm時代よりもラリーが続くようにプレイ内容が変化した。(38mm時代だと空気抵抗が少なく今よりも反射神経勝負の時代だったので、一発で撃ち抜くかどうかというところに主眼が置かれていた。)次ぎにセルロイドからプラスチックに変わったことで回転量がガクッと落ちた。これによりさらにラリーが続きやすくなった。卓球はテンポ、コース取り、回転、威力といった要素でゲーム内容が組み立てられている。すなわちボールの速度、回転量が落ちたことでラリーが続きやすくなりそれだけ試合内容が長くなる。するとスポンサーに広告価値を訴えやすいということだったようだが、プレイしている選手側としてはかなり対応を考えなくてはいけない必要性が生まれた。

比較的若い世代の伊藤美誠選手、張本智和選手はこうした環境下の元で慣れ親しんでトレーニングしてきているので比較的現環境下で最善手とされるピッチの速いプレイを中心に展開している。これは威力及び回転量が昔よりも落ちているのでテンポやピッチを早めることで人間の反射神経の限界値0.1-0.2秒を超えるコース取りをすることでミスを誘発させる手法である。卓球王国といわれている中国もほぼ同じ試合展開だろう。

ところが丹波孝希選手は独特のプレイスタイルを維持し続けている。張本選手の様に前陣速攻型が主流の現環境下においてカウンタースタイルをとっている。自分自身もカウンタースタイルなのでよくわかるが、そもそも卓球においてカウンタースタイルをとる選手は珍しい。先ほど述べた反射神経というハンデがあり、ややリスキーな戦型でもあるからだ。(ただしカウンターが決まったときの気持ちよさは全ての戦型の中でもトップクラスだろう。)さらに丹波孝希選手の代名詞ともなっているカットブロックも折り混ざってある意味で特異型のカウンタープレイヤーというかなり相手に対応力が求められる戦型となっている。中国選手の中でも対応に手間取ることが多いらしく、かなり警戒されているそうだ。(中国ではマークした選手のコピー選手を作ることが多く、仮想の敵で練習して試合に臨むことが多いが、伊藤美誠選手、丹波孝希選手はコピー選手を作りにくい部類に入るので対応しずらいことが容易にわかる。)

芸術的とも言えるプレイスタイルは世界ランキング関係なく観客を魅了し続けている。喜怒哀楽が少なく、乃木坂46のファンでもあり、一見すると脱力した状態から繰り出されるカウンターなど語り尽くせない魅力を持った選手である。結婚してなお勝ち続けてほしいと応援している選手の一人である。頑張れ、コウキニワ!!

詳しくないとわかりづらいが、カットブロックは強烈な下横回転がかかっているためフラットに打つとネットに引っかかる。
Share