【雑記】デジタル庁とは?

【雑記】デジタル庁とは?

スガノミクス目玉政策の一つにデジタル庁がある。デジタルと聞くとなんとなくわかった気もしなくもないが、個人的に今ひとつだった。そこで現時点で判明しているデジタル庁の動向と狙いを調べてみた。

デジタル庁は新型コロナウィルス環境下で露呈した行政手続きの遅さや連携不足に対応するために考案されたそうだ。各省庁にある関連組織を一元化し、強力な司令塔機能を持たせるらしい。

民間事例とはなるが、デルタ航空ではデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、属人的でプロセスが見えにくかったゲート変更、到着機材の遅れ、それぞれに伴う様々行動すべきことを業務システムとエンドユーザー向けアプリを接続することで効率化を図っているそうだ。

国家事例では電子国家と名高いエストニアがいい成功事例のようだ。手続きが簡略化され、かなりの効率化が図れているそうだ。しかし負の側面もあり、一定数ついて行けない国民が存在していることで完全な電子化とはなり得ないことと、ある程度の切り捨てが起こってしまっているらしい。

以上の事例を踏まえつつ日本の実情に即しスガノミクスが目指す戦略はマイナンバーの活用化なのだろう。中国ではすでに行われているようだが、クレジットヒストリーのようにマイナンバーに全ての個人情報を紐付けることでかなりの行政面での効率化が図れる。匿名性が確保されうるのかという懸念という意味では個人的にむずがゆい側面もあるが、行政負担を減らすこと、行政手続きが簡略化されうる面はメリットを感じられるだろう。国の視点で考えると行政コストをかなり削減できる。コロナウィルスの発生件数をFAXと電話で集計していた日本と比較し、台湾はすばやい対応で世界的にも成果を上げている。また今回のコロナ給付金にあたりマイナンバーカードの暗証番号確認に10時間の列ができていたり、今回交代したものの前IT長官はハンコ議連会長だったりと色々突っ込みたくなることも多い。

日本の超高齢社会ということと、マイナンバーへの抵抗感から普及するには少し時間はかかりそうだが、マイナンバーに紐付けた再給付金等のイベントを利用した普及率の促進などを図ればもう少し若い人を中心に進むだろう。またオンライン診療、デジタル教育などの分野でもDXは関わっていくと考えられているのでより行政面での効率化は進んでいくだろう。(本記事の少し前に河野大臣がハンコとFAXの行政利用の改善を命じた。どの程度進むのだろうか?)

まとめると、全ての鍵はマイナンバーの普及にかかっている。健康保険証や運転免許書などの個人識別の規格の統合も図ろうとしているらしい。カード一枚で行政手続きが済むようになる社会が来るのか?最近のゆうちょ銀行不正引き出しの件などネットセキュリティに対する懸念は避けられないモノの、進むしかないのだろう。スガノミクスの行方はいかに?

おまけ)厚生労働省が再び厚生省と労働省に解体されそうなど省庁再編の動きが激しい。ところで新しい省庁ってどこで仕事するんだろうか?あまり詳しくないのだが、○○省とかって基本一つの建物ごとに作るイメージがあるから新しく建物を建てるのか、それとも解体した省庁を改装して仕事をさせるのかその辺が気になるところでもある。詳しい方Twitterで教えていただけるとうれしいです。

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