【雑記】スマートウォッチを考える。

【雑記】スマートウォッチを考える。

最近あまりにも寒すぎない?ただの出不精だったのだが、これではさらにデブになってしまう、どうもHappyです。(寒)遅筆、とぐうたらさに負けなかなか小説の本稿が進まないでブルーになる今日この頃である。

さむ、いや面白ーい(棒)。こういうことなんですわ。

さて、表題にある通りスマートウォッチについて考えていこうと思っているのだが、皆さんはスマートウォッチを持っているだろうか?自分は現在所持していないのだが、ある調査結果を見てみると、スマートフォンを所有する20歳~69歳の男女658人のうち、40%近い方がスマートウォッチを所持していることが判明したそうだ。個人的には意外と多いな、という心証である。内訳を見てみると、Apple Watchが46%と最も多く、SONY製が10%ほどだったそうだ。日本のiPhone比率と併せて考えてみると、連携のしやすさからApple Watchが手に取られやすいのは結構納得のいく結果な気がする。かくいう自分も以前所有していたのはApple Watchの旧版であった。

参考にさせていただいたサイトはこちら

https://creatorzine.jp/news/detail/1800

つぎに利用目的を見てみると、歩数計、Line等の通知の確認、など上位の利用目的には健康管理に関するものが多かった。個人的にはビジネスマンや会社員の方が中心に通知系を目的に買う方が多いのかと思いきや、健康管理目的で買う方が多いのが意外だった。健康管理目的ということを考えると、もちろん上記のビジネスマンの方も含まれているだろうが、意外と一般家庭でのニーズが高いのかもしれない、と自分には映った。

さてここまでのデータ分析を踏まえてスマートウォッチの必要性について考えてみたいと思う。必要性には大きく分けて実用性所有欲に分けられると思う。スマートウォッチ、とりわけ時計業界はこの二つの欲望から成り立っていると思われる。最近話題となったロシアの空港税関で没収となった前澤友作氏のリシャール・ミル(ちなみに着けていたのは推定1億ほど)のような高級時計などは実需の面では正直管理と保管がめんどくさくて要らないだろう。しかしリシャール・ミルはトゥールビョーンといった時計の複雑機構と言われる技術が用いられていたり、衝撃に弱いとされているトゥールビョーンを構成する部分を特注の部品で作ることで、ゴルフやテニスといったお金持ちが多いとされているスポーツでも壊れないと言うことを売りにしているブランドでもある。いわば高級さと実需を売りにしている。リシャール・ミルよりも値段は落ちるが、ロレックスやオーディマピゲなど投機目的も含まれているが、こうしたブランドヒストリーをバックグラウンドとした所有欲、そして技術を売りに高級時計として君臨している。

オメガは007などの映画とタイアップして時計を販売していくのが上手に見える。

なぜこのような話をするかというと、実はここにスマートウォッチの実需が潜んでいたりするからだ。特に男性に多いかもしれないが、こうしたブランドや時計に対してマウンティングが発生する余地がある。別にグランドセイコーやザ・シチズンなど国内高級時計が格が落ちると思わないし、洗練されたデザインや修理体制などを考えると中価格帯の国産時計が自分としてはいい落としどころな気がするのだが、時計の知識があるとだいたいのブランドと金額が推定できてしまう。恐らく調査結果には出ていないが、こうした時計マウンティングを避けるべく購入している層も一定数いると考えられる。別に高級なモノを身につけているから素晴らしい人間、というわけではないのだが、人間どうしても自己顕示欲求を秘めているため感じる人は感じる、というわけだ。(だから高級ブランドは存在価値があるともいえる。)車でもSUVが流行った理由としてセダンだと明確にセグメントでマウンティングが発生するためSUVに逃げる層が増えたから、というコラムも見たことがあるので似たようなモノだろう。

わかりやすい高級時計に対してのプレゼン。

こうしたマウンティングからの逃避というバックグラウンドを理解した上で、もう一度利用目的に立ち返ってみよう。自分は今、スマートウォッチからクオーツ型に戻した理由でもあるのだが、所有欲をくすぐられるのと充電の手間の割に意外とスマートウォッチにできることが少ないのである。所有した方なら分かると思うのだが、時刻確認、ライフログ、通知確認、通話補助ぐらいしかやることはない。ライフログもやる気ならスマホで代用できてしまう。通知確認も会議や手が離せない、スマホが触れないなど状況的には使えるモノではあるのだが、デジタルデトックスを考えると果たして通知を頻繁に受け取ることが良いことなのか、と考えると難しい。通話補助も自分も使ってみて便利なのだが、スマホで代用できてしまう。この記事を書くきっかけとなった友人T氏はランニングの際手ぶらで出かけることができる、という利点を話していたが、たしかに外出時や外でランニングをする際にスマホを持たなくて良いということはメリットかもしれない。ただ自分は外で走るよりも屋内のルームランナーでハムスターのようにトコトコ走るのが好きなので、そうなってくるとスマホを持って行くのでメリットが打ち消されてしまう。そう、お気づきの通りスマホと利用場面がかぶってしまうのだ。

個人的にソニーのWenaシリーズも気になっているのだが、自分がそもそもスマートウォッチを購入しようかな、と考えたきっかけはスマートウオッチを利用した電子マネーの利用である。スマートウォッチをかざして駅の改札とかお店のお支払いしてたらなんかスマートやん、と考えたわけである。しかし使ってみて気づいたのだが、自分は時計を左腕につける癖があるのでいざお支払いをするときだとかえって面倒なことになってしまうのだ。よって決済手段として考えても右腕に時計をする癖のある方か、左利きの方はおすすめするが、自分のように左腕に時計をする従来型のスタイルの方は決済の際思っていた以上にやりづらい。そしてここでもスマホでいいじゃん、と気づいてしまう。

色々書いてきたが、まとめるとスマホをどれくらい持ち歩き、触ることができるのか、という点が一番の焦点なのかもしれない。ジムや外でのランニングで体を鍛えたい人、会議中でスマホをいじれない方はスマートウォッチを所持するメリットがあると考えられる。しかしながら、スマホを肌身離さず、とまではいかずともわりと触る機会が多い方は所有するメリットが薄い、と考えられる。例外的に必要のあるケースとしては、心臓系の持病がある方やご高齢の方だろう。心電図測定機能があるので、脈が触れなくなったり、異常を感知した際にたしかApple Watchには救急車への連絡が行くシステムがあった気がするのでそれなら所有するメリットになり得る。つまるところスマホが便利すぎるのも他のデバイスがなかなか必要性を感じづらい、というところに尽きるのではないだろうか?スケジュール管理、動画閲覧、SNSやメールの返信、など画面サイズや機能を考えると、スマートウオッチではなかなかタスク処理ができない、もしくはやりづらい気がする。もっとタスク処理を考えればPCとなるのだろうが、携帯性や手軽さを考えるとやや大きめなスマホを所持するのが一番効率が良いことに改めて気づかされる。

自分もほぼ同意見である。ただ自分もミニマリストよりな考え方ではあるが、無駄なものを愛でる、といった観点では所有して遊ぶことを否定はしない。

結論として、実需面では必要性が薄い(ライフログの保存、心電図測定などには意味あり)ということが分かった。あとはお財布と所有欲と相談となる。こんなことを考えておきながら自分も所有欲をくすぐられる。いずれまた別の記事にしようと思っているのだが、これはスマホとタブレットの関係性と似ていると思う。そして自分自身のことに置き換えると作家と万年筆の関係性に似ている。自分も万年筆の所有欲をくすぐられ、保有を考えるのだが、ボールペンで良いじゃん、ということと、自分の場合PCでの作業が中心であまり書くことが少ないのでそこまで投資してもなぁということになる。文豪や作家さんのコラムを読むと仕事道具として値段問わず万年筆が紹介されていたりする。合理性だけでは人は存在し得ないのだなぁと改めて今回の記事を書きながら考えさせられた気がしました。

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