【雑感】2020年会社四季報夏号

【雑感】2020年会社四季報夏号

書店でも会社四季報が並び始め、コロナ下の会社経営がいかに大変だったか、ということが浮き彫りになっていた気がする。

twitterでつぶやいた通り、自分は四季報の定期購読で一日早めに手に入れていた。業種別の業績展望を見てみると医薬品を除きほぼすべての業種がマイナスとなっていた。相場的には一般的に電力・ガス・電鉄・医療系は不況抵抗力があるとされているのでこの結果は妥当といえるだろう。しかしコロナが蔓延する前まではこれほどまでに急激に市況が冷え込むとは思っていなかった。個人的にはコロナはもう少し軽微な形で収まるのではないかという楽観的な立場でいたが、テレワークの出現、オフィス需要の低下など環境に適応するために企業が新たな戦略を打ち出しているところを見るとコロナはまさにゲームチェンジャーとなりえたのではないか、と考えている。

一方で店舗運営が抑制され、売り上げが落ち込むのではないかと思われていたニトリが好調でアパレル系のM&Aに乗り出す考えらしい。(個人的にはレナウンを買収してネットと併売して立ち直らせたらかなりドラマチックでかっこいい。)ニトリ会長の基本方針は逆張りで、市況が冷え込んだ時に出店攻勢などを仕掛けてきた。改めて財務面での強さ、チャレンジャー精神共に素晴らしいと思われる。資金と時間が出来たらぜひニトリ会長の本を読んでみたいと思わされた。

グロース株視点で銘柄選定を見ていったときにやはり前号から強かった会社は改めて強かったと感じさせられた。特にIT系の会社とコロナ関連の医薬品銘柄は比較的影響を受けず、好調を維持していた気がする。ざっくりと70社くらいに絞ったが、もう少し精査を加える予定である。

この記事を書く直前にウォーレンバフェット氏の手法に対して解説をしているDVDを見ていた。その著者曰くウォーレンバフェット氏はバリュー投資の面が注目されがちだが、実は少数の優良銘柄に投資をするフォーカス投資なのだと結論付けていた。自分も誤解していたクチだったのでこれは結構ためになった。いかに優良な銘柄を見つけ保持するか。今も昔も本質は変わらないのかもしれない。時間と気分が向き次第銘柄情報を更新していきたいと考えている。

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