【考察】景気後退局面(リセッション)時における個人投資家の戦略

【考察】景気後退局面(リセッション)時における個人投資家の戦略

コロナショックに見舞われている世界経済だが、記事制作時中にもトランプ大統領が声明及び減税を発表したり各政府機関が対応に追われている。アナリストの方の記事を読んでいるとリーマンショック級の下落だったり、原油高の低下、実体経済の停滞など様々なことが起きている。

リセッション発生のサイン等に関する記事はまた別な機会に書くとして、このリセッション時に取り得る最適解は何なのかいろいろ考察してみた。

いくつかの戦略が考えられる。

①ポートフォリオを維持する。(何もしない)

②ポートフォリオをある程度維持しつつ、数年に必要な部分だけ現金化。

③ポートフォリオを配当株、金、円に振り分ける。

④日経オプション等のプットを買っておく。又はVIX指数や日経ダブルインバース等の下落時に上昇するETF等で収益機会に変える。

⑤米国債など債券に変える。

⑥ヘッジファンドを利用する。

⑦自分でトレードし、収益機会に変える。

いろいろな文献やサイトをのぞいてみてこのような行動をとる方に大きく分けられていた気がする。

①に関してはそもそも底は分からないし、収益機会を逃すことが辛いのでドルコスト平均法でインデックス積み上げの方に多いイメージだ。

②に関しては①と重複するが、あまりリスクを取りたくない場合。

③に関しては下落抵抗性がある、もしくは値上がりを期待できる安全資産に変えようという目的だ。だが配当株に関しても一様に下がっているので配当株に関しては自分は疑問符が付く。

④こちらは暴落を収益機会ととらえ、積極的に仕掛けていくパターンだ。ただこちらの戦略はトレードセンス、経験によることが多く、マーケットタイミングをとらえる必要性があるので割と難易度は高めな気がする。

⑤こちらは伝統的な守り方だ。しかし、最近では債券と株の値動きが連動しているのであまり分散効果が得られないという話も出ている。理由として、もともと債権はリスクオフ時もしくはポートフォリオバランスを高める役割として活用されるケースが多かったのだが、キャピタルゲイン狙いの投機マネーが流入したことにより逆相関寄りだった株と債券のバランスが崩れてしまったらしい。

⑥ヘッジファンドに関しては十分に情報が得られないので結論を出すことが難しいが、リセッション時にヘッジファンドを活用するオルタナティブ投資が一番パフォーマンスが見込めるらしい。しかし、ジョージソロス率いるソロスファンドがグローバルマクロ部門を縮小している流れや投資信託等の一般投資家がアクセスしやすいヘッジファンドではあまり利益を見込みにくい気がする。

⑦⑥の個人版ともいえる。右肩上がりに上がりにくい投資環境において柔軟性を持たせるのはトレードしかないと思う。しかしトレードに関しては、投資に対する積極性、技術、経験、センス等が極めて求められる。自分もまだまだだが、トレーダーとして独り立ちできるまでおよそ10年くらいかかると言われている。そこまでの努力に対するコストが払えるかは相場が好きかどうかもかかわってくる。

以上のことより、再現性が高い戦略は①又は②ではないかと思われる。

自分が情報収集した時点での結論なので皆様の意見を伺いたい。twitterで意見を教えていただけると嬉しい。自己の意見を表出し、改善し、さらなるリターンを追求することが真の集合知における価値だと思っている。

最近読んでいる本。サイクル局面に関する本は割と少ないので一読の価値があると思う。
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