【投資】NTTはGAFAになれるのか?

【投資】NTTはGAFAになれるのか?

今週は動乱の一週間だった気がする。自分がVtuberの記事をあげたところ、ポリティカルな理由で謹慎処分、NTT docomoの株価が管首相の発言により株価を下げていたと思ったらNTTによるTOB、木曜日には15年ぶりに東証のシステムダウンなど盛りだくさんだった。

東証の件に関しては他のアジア市場が閉まっており、唯一開いていたのが東証だったためハッカーに狙われたなどとの憶測が広まったが、結果的にハードウェアの不調ということで決着した。

Vtuberの件に関してはポリティカルなコメントはしないが、変わらず応援している。くじけないでほしい。必ず努力は報われるし、ファンは応援してくれるだろう。

さてNTTの本論に戻ろうと思う。企業は株式上場により知名度の向上、資金調達が容易になるというメリットを受ける。逆にIR(投資家への情報提供活動)、情報公開に伴う手間のコスト、買収のリスクなどがデメリットとしてあげられる。株式非公開化によりこうした手間や買収防止対策になるというメリットが考えられる。こうした「親子上場」の解消は海外投資家にとって好ましく見えるらしい。

今回のTOB騒動の本当の目的は、グループ全体で非通信分野を育成していく際に、グループ内でばらばらに動いていくことを避け、グループ各社の持つ先端技術開発の強みを集約化していくこと、上場廃止により仮に携帯料金の値下げによって会社の利益が減ったとしても一般投資家などの意向を考慮する必要がなくなることがあげられる。そのことによってグループ全体で利益の減少分を補うことが出来、柔軟な経営判断ができるとされている。サントリーのように一般的に名前を知られていながら非上場の大きな会社もあることから、今後は上場による資金調達のメリットよりも、上場しないことの柔軟な経営判断というメリットが強調されていくかもしれない。確かに自分のような個人投資家の場合、四季報などの開示された情報を見て今後の経営状況を予想していくこととなる。Abema TVなどの事業がいい事例だが、仮に成長分野を育てようと思っていても目先の事業に注力して利益を上げてくれ、という気持ちを抱きやすいのは事実だろう。米国でも経営陣側から長期的目線に立って投資をしてほしいという要望が出始めているという記事も読んだことがある。今回のTOB騒動は携帯料金引き下げというスガノミクス大号令を皮切りに行われたものだが、想像しているよりいろいろな会社に波及するかもしれないと自分は見ている。

先日6Gに対する開発表明を政府は行った。開発資金の乏しさなど不安懸念材料は絶えないが、チャレンジしないことには物事は始まらない。NTTを筆頭に官民両方の立場で世界のリーディングカンパニー、リーディングガバメントとなってほしいと思うのは日本人たる由縁の性だろうか?

Share