【投資】四季報2020 秋号 総括

【投資】四季報2020 秋号 総括

昨日四季報2020秋号が届いたのでざっと目を通した。最近は少し銘柄の調べ方が変化してきたので四季報に対する相対的な比重は自分の中で低下したが、それでもボトムアップアプローチとして相場全体を眺めること、さらに四季報編集部の独自予想には価値があると思っている。以前のように個別株それぞれに対してコメントを載せる予定は今のところないが、自分が四季報から読み解いたキーワードから記事を書いていきたい。

今回の四季報から感じた主なキーワードは以下の通りである。

巣ごもり消費の延長
サブスクリプション攻勢
中国・北米の自動車販売の回復
不動産業者及び製造業の稼働回復傾向
車需要の伸張
4G関連
ホームセンターの業績伸張

これらのキーワードを含んでいる銘柄が業績を伸ばしているように感じた。

この中でもやはりビックトレンドは巣ごもり消費であろう。時期的にもそろそろ巣ごもり消費は落ち着いてきたかなと思っていたのだが、まだまだ元気なトレンドワードだった。外食系の飲食店が苦しんでいる一方で、ケンタッキーなどの中食銘柄、ホームセンターなどの家の中でDIYを楽しめる銘柄、チョコレートや砂糖などのお菓子作り関連、豆乳や調味料などの身近なモノから健康に関与しそうな銘柄、フマキラー等の虫除けなどが目についた。この中には今回のコロナ環境下一過性で終わりそうなモノも含まれていると思うが、管政権が打ち出している地方復権推奨と併せて考えると外時間からおうち時間の見直しにトレンドが向いて意外と長いトレンドになるかもしれないと銘柄を眺めていて思った。

次に意外に伸びていたのが雑誌のサブスクリプション系と通販業者だった。おうち時間が増えたため雑誌の購読率が高まりサブスクリプション系の伸びにつながったことと、外での買い物が抑制され、家での通販が伸びたと考えられる。

さらに驚いたことに車関連の伸びである。特に中国・北米での売り上げ台数が伸びているらしい。個人的に中国は外交上等の兼ね合いで売り上げを確保させているのはわかるのだが、北米の伸びが意外だった。Twitterでも書いた気がするが、トヨタは中国の業績の伸びも合わさってあまり業績が落ちていないらしい。また中古車販売、メンテナンスに関わる銘柄も一部伸びていた。コロナ環境下でエコノミーシェアリング(カーシェア、電車等を利用すること)の流れが一部抑制され、マイカーへ目が向いてきているのかもしれない。地方移住の流れが進むと車の所有率も自ずと高まると考えられるので、爆発的な伸びにはならないだろうが、自動車メーカーにとっては意外にも追い風になるのかもしれない。

また不動産業者及び製造業の稼働が回復してきている印象を受けた。自分は不動産関連製造業の銘柄をあまり触らないのであまり詳しくないところもあるが、ここ数週間の値上がり率ランキングなどを眺めていても不動産系の銘柄が上位にランキングすることが多くなってきた気がする。都市部、地方共関わらず上昇している印象があるのでエリア限定の動きではなさそうだが、注意して見ておく価値はあるかもしれない。

4G関連に関してはドコモも以前会見していたが、コロナ環境下で出歩くことが少なくなり通信費の抑制につながったためあまり伸びなかった気がする。また新政権がインフラ整備のため通信費抑制の流れにつながっているためさらに業績は落ち込むだろう。この辺りは管内閣関連の記事を書く予定なのでそちらで記載したい。

いかがだっただろうか?個人的に回復の序章な感じを受けた。自分の想定以上に全体が回復してきていることと、管内閣関連銘柄に対してかなりの期待を持っているので、FXの種銭を株の方に回そうか悩み中が正直なところである。しかし旅行関連、外食関連はかなり逼迫している状況も垣間見える。twitterでも記載したが、米国CDC(日本で言う厚生省的なところ)のボスが2021年半ば頃に全米にワクチンが行き渡るとしている。(トランプさんは選挙の関係も含めて2020年末と言っているそうだが、これはCDCの方が正しそうに感じる。)ワクチンが行き渡ったことですべてが終わるわけではなく、コロナに対する治療法、治療薬が完全に確立して集結したと言えるのだろうが、群集心理としてはとりあえずワクチンが完成して一段落というところが人情だろう。そうなると現在の環境下は2021年半ば頃まで続くと考えられる。今この時期に巣ごもり関連銘柄等を仕込んで来年の半ばぐらいに回収するのが今のところの最適解とも言えると思われる。本記事が参考になっていただければ幸いである。

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