【投資】パナソニック、投資ファンド狙いすぎじゃない?

【投資】パナソニック、投資ファンド狙いすぎじゃない?

21/1/12、パナソニック(6752)は新型コロナウィルス感染症影響の長期化とそれに伴う同社としての社会貢献活動の一環としてマスクを販売することを発表した。

発売するマスクは、同社の国内工場クリーンルームで、国内材料で生産されるらしい。ウィルス飛沫や微粒子も99%カットできるフィルターを採用し、花粉やPM2.5対策用としても使用できるという。VFE試験やPFE試験でも99%の結果を確認済みとのこと。(よくわからないが、すごそう。)販売は同社のECサイト内で12日から販売を開始するとのこと。お値段50枚入り1箱が税込みで3278円としている。

つい先日SHARPさんの公式Twitterの方でセンター試験に関するマスク持ち込みで話題となっていたが、コロナウィルスの影響が遷延化する現状マスク需要は伸び続けるだろう。マスク製造について各社乱立する中、国産マスクの増加は好ましいニュースだろう。食品ではないにせよ、日本人の保守的な立場からすると安心感を感じる一面は否めない。

消費者目線としては喜ばしい一方で、投資家目線としては発表内容に社会貢献活動とつけているところがどうもいただけない。確かにマスク製造という社会的意義は感じるのだが、こういうキーワードをつけてESG投資の投資マネーを呼び込もうという意図が透けて見えてしまうのは自分だけだろうか?営利企業なのだから需要がある製品に対して堂々と発売しましたというアナウンスでいい気もするが、企業側のこういう動きを見てしまうと、Kindle本でも書いた気がするがやはりESG投資に対して懐疑的な見方をしてしまう。

Amazonも貧困層向けの住宅を建築することでGAFAに対する流れを弱めようとしている。企業イメージを高めるためにESGに取り組むことは素晴らしいとは思うのだが、社会資本の再分配機能を担うべき存在は中央政府である気がする。コラムでも書いたバフェットさんの見解通り、企業は営利活動、中央政府は社会資本の再分配と整備に注力すべきであるというコメントが的を得ている気がする。そんな知見を再確認したIRだった。

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