【投資】オリンパス、インドでの市場開拓戦略を発表

【投資】オリンパス、インドでの市場開拓戦略を発表

10/22オリンパス(7733)は、内視鏡医が不足するインドでの内視鏡診断の普及のため、総務省プロジェクト「インドにおける超拡大内視鏡によるAI(人工知能)診断支援システムの国際展開に向けた調査研究」に事業推進者として参画すると発表した。

インドの大手医療機関Asian institute of Gastroenerology(AIG)に、サイバネットシステム(4312)の協力の下、内視鏡AI診断支援システムを設置し、昭和大学横浜市北部病院の医師が講師としてAIGの医師に大腸内視鏡による病変の検出から鑑別診断までのトレーニングを実施し、指導医を育成する予定とのこと。

実は、医療分野の内視鏡診断分野は日本が世界的に見てもリーディング部門でもあり、今回紹介したニュース中に紹介された研修先として名前が挙がっている昭和大学横浜市北部病院には内視鏡診断医として名医とされている工藤進英氏が在籍している。工藤氏はやや異色の経歴で、元が消化器外科医として働いていたのだが、消化器内科医が得意とされている内視鏡技術に長けていた。新潟大学を卒業し、秋田赤十字病院の外科部長を務めた後、昭和大学に招集され、現在も北部病院で後進の育成に当たっている。いわば現在内視鏡分野において日本のトップレベルの技術を持っている病院の一つが昭和大学横浜市北部病院となっている。


内視鏡技術はある程度の手先の器用さや細やかさが要求されるため、非常に日本人向きの分野であるとされている。今回のニュースによってインドにおける内視鏡指導医の育成が進めば、使い慣れたオリンパスの内視鏡を使用することが見込めるため売り上げの拡大につながる。

株価を見てみるとニュースに反応したと言うより下値に反発している形でチャートの上昇が見られるが、長期的に好感の持てるニュースだろう。オリンパスの業績も然り、インドの医療水準の底上げにもつながるいいニュースだと思った。

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