【個別株分析】【4552】JCRファーマ

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バイオ関連銘柄。バイオ関連は浮き沈みが激しいがはたして?

ヒト成長ホルモン製剤が主力。バイオ後発品も成長。希少疾病のバイオ新薬開発にも取り組む。

再生医療製品の需要急増で出荷一時抑制あるが、ヒト成長ホルモン剤や腎性貧血バイオ後続品後継剤等順調。前期からずれ込んだライセンス契約金も見込む。人員増、研究開発費増などを吸収し、大幅増益。

血液脳関門に関する基盤的知財を保有する米国アーマージェン社を買収完了。パイプラインの導出に弾み。ハンター症候群治療薬は秋口にも承認申請を目指す。

自己資本比率は66.6%と高め。CFの現金同等物は有利子負債を上回っており財務健全。ROE 8.6%とそこそこ高く、低レバレッジ。

売上高は順調に伸張、経常利益は多少の浮き沈みがあるが、ともに四季報予想で大幅大の予想。

結論として、再生医療製品の需要の伸びがどこまで続くか、というところによる気がする。売上高、経常利益の推移を見ていると、まだ成長余地があるが、そろそろ天井かなぁと感じる。それにあわせてなのか、配当が増配傾向にある。Amazon株のように成長性を追求したい企業はあえて無配にし、株価の伸張で株主に報いるというスタンスをとっている。逆に日本の代表的な配当銘柄の花王のように連続増配している企業もあるが、これは生活必需品を扱っており安定した売り上げが見込めるからであり、今回のバイオ株のようなどちらかというとグロースに位置づけられる銘柄が増配しているのを見るとやや違和感を感じる。株主還元方針をとっているのか、成長性がもうあまり見込めないと感じているのかいまいちわからない。様子見をおすすめする。

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