【個別株分析】【4541】日医工

【個別株分析】【4541】日医工

コロナ関連銘柄。

ジェネリック(後発)医薬品大手。有力卸と関係が強い。バイオ後続品に傾注。大型買収で米国展開。

新製品がフル寄与して米国では数量拡大。国内も既央投入の骨粗鬆症薬が大型化し貢献。既存品も4月の薬価改定をこなす。内製化に伴う米国研究開発費が重いが、前期の減損、製品改修費等なく営業益は反発。

新型コロナ薬で臨床研究進む膵炎薬「フサン」増産に40億投じ愛知工場にライン増設。5月までに富山第一工場で規格不適合等でテスト予定。

自己資本比率は34.4%,有利子負債はCFの現金同等物を上回っており、やや財務基盤脆弱か?ROEも4.4%とあまり高くない。

売上高は順調に伸張しているものの、経常利益が数年ばらつきが見られる。

結論として今後の株価の伸びは新型コロナ関連の治療薬がどこまで完成し、売れるかということによると思われる。医薬品関連の会社は薬がヒットすれば莫大な利益と安定的な売り上げが見込める一方で、巨額の開発費用が常にネックとなる。ノーベル賞を受賞された本庶祐氏と小野薬品の特許闘争がずっと続いているが、このように権利関係も問題になることが多い。この記事を書いているときに中国では人民解放軍の兵士に対し、ワクチンを試験投与し副作用が多数見られたというニュースも入ってきている。ワクチンそのものも難航している状態なので、おそらく早くて年末、遅くて再来年ぐらいにやっと治療効果が見込めるワクチンないし治療薬が完成するとみている。会社の行く末は治療薬次第といったところか?
モメンタム的には買い、ファンダメンタル的には様子見といったところが妥当か。

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