【個別株分析】【3668】コロプラ

【個別株分析】【3668】コロプラ

ゲーム関連銘柄で割と有名かも。

従来型携帯向け位置情報ゲームから出発。11年にスマホゲームへ参入し、急成長。VR分野を育成中。

下期買収社上乗せ(年商60億規模、利益小)。「白猫」など既存作後退。「ドラクエウォーク」が想定以上に伸び好調持続。21年9月期は新作複数貢献だが、ドラクエ減速。おそらくコロナによる外出自粛が響き、ほかのタイトルにはプラスになった模様。

人気アニメIPやゲーム、声優タレントを擁するMAGESを15億円で4月に買収。新IP共同開発を模索。社長肝煎りVチューバーゲームは9月までに開始へ。ちなみに社長の馬場功淳氏は全国高等専門学校ラグビーフットボール大会で優勝した経験もあるラガーマンらしい。2017年フォーブス日本長者番付50位であり、資産は790億ほど。ZOZOタウンを売却した前澤さんが2020年5月段階で資産約2,134億円と考えると少なく感じてしまうのが人間の不思議な性だが、サラリーマンの生涯年収が平均約2億円ということを考えると十分にすごい。(単純計算で人生395回やり直せることになるw)

自己資本比率は90%と高く、CFの現金同等物が有利子負債を大きく上回っており、超財務健全。意外なことにROE,ROAは現時点であまり高くないが、これはおそらくコロナによるものだろう。

売上高、経常利益揺らぎはあるものの好調。直近数年分の業績を見ても揺らぎがあるのはゲームタイトル、ならびにゲームIPのヒットによるところが非常に大きいからであると推測される。自分自身ゲーマーなのでよくわかるが、ヒットするIPを生み出す、もしくはIPを育成するのは非常に難しい。家庭用ゲーム機においても当たり前の話だが、開発費以上の利益を出せなければ失敗となってしまう。スマホゲームを自分自身もプレイしていて思うことは、ガチャシステムによって家庭用ゲームIPよりも大きな収益を見込める反面、スマホ内でできることは限られてしまうので思った以上のゲーム体験を作り出すことができないと考えている。何かの記事で読んだが、大作IPの制作費を稼ぎ出すためにスマホゲームをまず作り、収益を上げてから大作IPに制作費をつぎ込むという流れも一部あるらしい。これは収益性というよりも、制作陣のモチベーションと倫理的側面によるらしい。ガチャシステムは収益を生む反面、ヒトの射幸心を利用しお金を使わせるシステムが基盤なので、当然のことギャンブルにつぎ込むがごとく課金へのハードルを減らし、借金をしてしまったりなど様々なことが社会問題化している。北欧などではガチャに対する規制が始まりつつあるというニュースも聞いているので、今後ますますスマホゲー、並びにガチャに対する規制は強まっていくだろう。

こうした背景を考えると、創業者が経営に携わっており、財務基盤が非常に安定しているというのは魅力的なのだが、業績の安定性がかなりの部分新規ゲームIPよるところを考えると、自分が好きなグロース株系ではあるのだが、積極的に買いを勧めるには少し弱い気がする。

???「磯野ー、そんなことよりFGOしようぜー!!」

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