前回紹介したマンガBangを経営している『4424 Amazia』とビジネスモデルが似ている。漫画アプリを柱に占いや攻略情報系アプリを開発している会社らしい。Iot活用したホテルの企画開発、サービス支援も行っている。代表的なアプリはマンガup!。
twitterの評価を見ると、
“マンガアプリの中では結構いい。
App storeのレビューが異様に高いのが気になる。
連載されていた1話を細かく切りすぎてやや読みずらい。”
などが見受けられた。
複数の自社開発ホテルの売却収入もあった。投資を優先し、無配を継続中。小学館など3社と資本業務提携を行い、一層強固な関係性の構築を行っている。賃貸関連サービス会社とも連携して入居者アプリを共同開発している。事業拡大に向けて人材採用を加速している。
自己資本比率は59.7%と高い。CFの現金同等物が有利子負債を上回る。ROE、ROA共に高い。CFの営業CFマイナスが気になるところ。売上高、営業利益ともに上昇。
次にチャートを見てみよう。

コロナショックを境に右肩下がりである。ここで気になるのが、Amaziaが巣ごもり消費を受け一時的にも回復していたのに対し、あまり回復していない。これは不動産事業等の収益の分散を忌避してのものだろうか?はたまた漫画アプリ自体の評価なのだろうか?市場が落ち着けば戻る可能性はあるものの、チャートがさえないのが気になる。
結論として様子見ではないだろうか?