企業向けビックデータの生成・提供と活用サービスの企画開発が2本柱。データ結合に強み。
AI身分証システムをはじめ複数のサービスが証券・損保・信販へ拡大中。ビックデータ受注活況。SBIグループと連携し地銀開拓に着手。
自己資本比率は高く82.4%。有利子負債は驚異の0で、CFの現金同等物が大きく上回る。ROE,ROA非常に高く、低レバレッジ。
次にチャートを見てみよう。

結論として財務体質が非常によく、コロナショックによる一時的な受注等の低下はあるにせよ市場トレンドに乗っている銘柄だと思われる。SBIグループが最近地銀の吸収を始めているのは知っていたが、SBIと共同でビックデータ関連事業を展開していく予定の模様。以前何かの本で読んだが、すべての産業はデータ化、ソフト化が進み、本業にとらわれず何をやっている会社か曖昧になっていくだろうと予想されている人がいた。データ活用は需給予測にしてもトレンド予測にしてもデータの母集団からサンプルを抜き出し検証する統計的アプローチよりも母集団そのものに対してのアプローチとなるのではるかに精度が高い検証を行うことができる。保有を考慮する価値はあると思われる。
データ活用の一助に。